片桐先生のお父様と先生の顕彰碑が建立され、除幕式が行なわれました。
(岩手日報 平成19年10月16日) 奥州市水沢区出身で、水沢教会の初代牧師・片桐清治(1856~1928年)と、京都市の同志社女子大学長を務めた哲(1888~1982年)父子をたたえる石碑の建立、除幕式は十三日、同区の山崎公園で行われた。
東北のキリスト教布教拠点をつくった清治、女子教育の充実に功績を残した哲の存在は、生誕の地・水沢でもあまり知られていない。関係者は先人二人の遺徳に触れ、父子が訴えた博愛の精神の広がりを願った。 同志社校友会支部会員らでつくる顕彰会(遠藤治夫会長)が建立した。除幕式には同支部会員や片桐父子の遺族、大谷実同志社総長、相原正明市長ら約六十人が出席。 遠藤会長が「父子の業績と、その精神を後世に伝えるよすがにしたい」とあいさつし、大谷総長らとともに除幕した。石碑は高さ150cm、幅45cm、厚さ20cmの柱状で、花こう岩製。 表面には父子の肖像をかたどった青銅製レリーフと、哲が信条とした「信仰、希望、愛」の文字、業績を刻んだ金属板が埋め込まれている。 花巻市出身で埼玉県在住の彫刻家・伊藤馨一さんが約3カ月かけて制作。同公園脇を流れる乙女川を背に、同市出身の神学者で清治の盟友だった山崎為徳(1857~81)の胸像の隣に建てた。 石碑建立は、父子の功績を再評価し、広く知ってもらおうと2001年から取り組む顕彰活動の一環として企画した。大谷総長は「片桐父子の業績は誇るべきことだ。石碑建立を既に、顕彰の機運が一層高まってほしい」としている。
当日の除幕式の様子をつたえる地元紙